藥王寺

弘仁山

衆芳院

真言宗豊山派
神奈川県横浜市青葉区大場町259

御本尊:薬師瑠璃光如来

 

本堂

観音堂

本堂の右側に建っている。

旧小机領三十三観音霊場の第二十一番札所の観音様が祀られている。

阿弥陀堂

近年建立されたお堂。

堂脇の記念碑によると明治中期には共同墓地とともに阿弥陀堂も登記されていたらしいが、その後に藥王寺が消失してしまったので当時の阿弥陀堂は建立時期も分からないらしい。

その阿弥陀堂は大場町865番地(現在のかやの木公園の辺り)にあったらしいが建物の老朽化のためか昭和初期に阿弥陀如来と仏具一式を寺に預け建物は処分したとある。

以来再建されなかった阿弥陀堂が寺有地整備に伴って再建されたのだという。

開祖像

本堂の左前にある。

石塔

本堂前にある。

六角柱型でそれぞれの辺に地蔵らしきお姿が浮き彫りされている。

石の風化が進んでおり、建立年代などは判読出来ない。

近年は覆いの屋根がつけられている。

手水鉢

本堂前にあるが現在は使われていない。

地蔵?

とても小さな像で左手に宝珠を持っている。

手足がぷっくりして何処となく可愛らしい柔和な表情。

このお寺をお参りする楽しみのうちの一つはこの石仏にお目にかかる事でもある。

 

金剛界大日如来?

この像も小さく、手足のぷっくりした柔らかい印象。

台座には卍があしらわれている。

はじめてお目にかかった時には既に頭部が欠損していた。

残っている胴体部分を見ると、きっとこの像も可愛らしくて柔らかなお顔をされていたのだろうと思える。

石仏群

寺有地の最上部に石仏や出羽三山供養塔や庚申塔、古い墓石などがまとめて置かれている。

近年まで町内の別の所に置かれていた物も此処に移動されていた。

 

石仏群の一部

この辺りは古い墓碑と思しき物が多い。

日当たり・見晴らしともに良い場所なのでタンポポの花が沢山咲いており、野の仏のような風情が漂っている。

初めてお参りした時に咲いていた。

 

青葉区インデックスに戻る

藥王寺メインページに戻る 【催し】に戻る