金剛寺(高幡不動尊)

高幡山

明王院

真言宗智山派
東京都日野市高幡733

御本尊:不動明王

 

仁王門《重要文化財》

室町時代の建物。

当初は楼門として計画されたものの途中で変更され、楼上の主要部を覆うような形で切妻形の屋根がかけられていたが昭和34年の解体修理に当たり楼門に復元された。

 

幼少の土方歳三がこの門によじ登り、巣を作っていた鳥の卵を投げて遊んでいたというやんちゃな逸話が残っている。

 

仁王門の仁王像
不動堂《重要文化財》

建武二年(1335)八月四日夜の大風で倒壊。
康永元年(1342)当時の住僧・中興第一世儀海上人が現在地に移建。

大日堂

法事などが行われていなければ拝観出来る。

室内の襖は夏季と冬季で違うものを使用しているとの事。

 

大日堂内部で見られるもの

鳴り龍

大日如来が安置されている部屋の中央で手を叩くと独特の反響音がする。

《拝観料200円》

奥殿

重要文化財の丈六不動三尊をはじめ沢山の文化財を収蔵・展示。

土方歳三の書簡や山岡鉄舟の書など、様々な寺宝がある。

月曜日は休館だが、お不動様の縁日や『あじさいまつり』・『もみじまつり』等のお祭り期間中は開館されているとの事。

《拝観料300円》

五部権現社《東京都指定有形文化財》

『新編武蔵風土記稿』寒一〇六、高幡村不動堂の条にも記述されている。

一間社流鉄板葺きで、桁行1.52m、梁間1.30m。

江戸時代初期の宮造りとして類例少なく貴重なもの。

大師堂

小さなお堂で周囲の景色に溶け込んでいる。

四国八十八ヶ所霊場の砂が納められているそうで、此処にお参りすれば四国八十八ヶ所をお参りしたのと同じご利益があるとか。

五重塔

高幡不動尊・パンフレットの表紙にもなっている建造物。

平安時代初期の様式で建てられ、青銅瓦葺で塔の高さは40メートル・総高45メートル。

この塔の下は休憩所。

何かの行事で貸切られていると使用出来ない場合もあるが、椅子とテーブル・お茶のセルフサービス有。

塔の周辺にもベンチが設置されている。

 

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