石田寺と土方歳三

愛宕山

地蔵院

真言宗智山派
東京都日野市石田1‐1‐10

御本尊:地蔵菩薩

 

休憩所内の近藤勇と土方歳三の肖像

遺された写真をもとに描かれている。

土方歳三義豊之碑

土方歳三義豊之碑のアップ

碑の正面には

『明治百年祭 土方歳三義豊之碑 子孫土方康謹書』

と書かれています。

昭和四十三年十一月一日に記念事業として地元の有志が建立されたとの事。

土方歳三さんのお墓

土方歳三さんのお墓には日野市教育委員会の看板があるので見つけるのは容易。

近年新しい物に建て替えられ、墓前にはあの洋装写真が飾られている。
土方さんのお骨は戻られていないので、数年前に土方さんの埋葬地と伝わっている函館の土地・数ヶ所の土をご子孫が持ち帰ってお墓に納めたとか。

墓碑の正面に

『歳進院殿誠山義豊大居士』

右側面には

『俗名土方歳三義豊 明治二年五月十一日 箱館一本木関門に於て 戦死 享年三十五才』

と刻まれている。

小耳に挟んだ話

お寺の方と少しお話させていただいた時に伺った話。

その当時函館にお住まいで以前は日野にも住んていた事がある科学者の某さんがある日石田寺を訪ねて来られたとか。

その方の話によると土方さんが毎夜のように夢に現れて「帰りたい帰りたい」と訴えるのだそう。

その科学者さんはお仕事柄非科学的な事は信じない方なのにあまりに何度も夢に現れるので気になって函館の土を持っていらしたとの事。

その土はお坊さんがお墓に納めたとか。

科学者さんがその後、土方さんの夢を見たかどうかは定かではない。

心配なこと

いつ訪れても墓前には花が手向けられ多くの方が訪れているのが伺えるが、近年はお参りの際のトラブルも若干あるらしく墓域に注意書きが掲示されていた。

自由にお参りさせて頂けるのはお寺とご子孫のご厚意によるものなので、あまり問題が増えるとお参りが出来なくなってしまうのではないかと非常に心配。

 

お参りの際には以下の注意を守って頂けますようお願い致します。

● 他家の墓域に腰掛けたり荷物を置かない。(それぞれのお墓にはそれぞれの家の大切なご先祖が眠っています。)

● 線香は数本にとどめ、束で焚かない。(以前線香の熱で香炉が割れてしまった事があるそうです。)

● ゴミは各自持ち帰る。(至極当然です。)

 

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